めちゃくちゃ雰囲気のあるお店でした。
『猿楽珈琲』さんへ。
もともとは渋谷・代官山あたりにお店があったところ移転した様。
ホームページやインスタから感じられるひっそりとして暗めな雰囲気がとても気になりお邪魔させてもらうことに。
駅前の商店街ではなく、県道21号を少し横浜方面に行き、右側のシャッター街にお店がある。
看板はなく、店頭から見える赤い置き型照明が目印。
確か照明には「珈琲」とか書いてあったような。
早速入ると、古めの家の様な敷居。
土足でOKと書いてあるので、そのまま入れる。靴脱ぎかけたけど。
1階は2組ほどのスペースしかなく、2階の方が広め。
この2階がすごくよかった。
薄暗いというより、いい意味で暗い。
照明はほぼ卓上のランプのみ。
カチカチと柱時計のような音と古い本がさらにいい雰囲気を出してくれてた。
コーヒーはというと、最初なので
「ふつうの珈琲」というメニューを注文。
ネルドリップで1杯ずつ淹れているようで、20分ほど待つ。
運ばれてきたコーヒーは独特そのものだった。
香りだけでも、深く濃いものだとわかるのに、色は瑞々しさを感じるほど澄んでいて、猫舌の自分でもすぐに飲めるくらいあったかいものだった。
一人でただただ落ち着きたい
静かな空間に居たい
ネルドリップの深くて澄んだコーヒーを飲みたい
という人は最高のお店だと思う。