5日目、落としもの。
タイトルとは別で昨日の話になってしまうけれど、面白い事があった。
炊飯器がないので、安く手に入れるためにリサイクルショップに行く途中、駅の改札近くで手袋を落とした。
改札を出た後、何か持っていない違和感を確かに感じてすぐに気付き、同時に「もしや改札の中か」と落胆した瞬間、後ろから中年のおじさんが「落としませんでしたか?」と拾って渡してくれた。
自然と「ありがとうございます」って言葉が出た。人間ほんとうに困った時に助けてもらえると感謝の言葉って反射的に出てくるんだなって思った。
その後お店に行って結局買わず、予定があったのでまた電車に乗った。
改札内をかなり移動する乗り換えの時、途中で切符を落とした人を見かけた。切符だったので、もしかしたらポケットに入ってたいらない物が落ちたのかもしれない、と都合のいいように解釈し拾うか迷いかけたけど、普通に考えたらいらない切符ってないわ、って思って拾って届けた。
東南アジア系の人だった。スイカ持ってなくて切符だったのかもしれない。
テンキューって言われたけどあうあうあー(?)だったのでお辞儀して去った。
そんな、落し物で助けてもらった直後に逆に助ける、という場面に出会った日でした。