cafe beeさんに行ったあとに向かった『珈琲郷 身似虚無』さんです。
読み方は「みにこむ」みたいです。
名前がかわいい。ひらがなにするともっとかわいい。
こちらのお店は地下にあるので、まず階段を降ります。
地下にあるお店ってなんかいいですよね。なんというか、隠れ家のような特別感。
あと、店の外からは全く見えないから雰囲気が分からない。
「この階段を降りたら何があるんだろう」というファンタジーのようなワクワク感。好きです。
それから、階段の正面には肖像画みたいなものが飾ってあります。
これが64のマリオみたいな感じ。
その扉のマークがステージの象徴。みたいな。
この時点からすでにダンジョンのような冒険の中にいるような感覚になりつつあります。
階段を降りきって入り口にたどり着くと、いわゆる喫茶店のような古びていて、けど全然嫌じゃない年季のある内装とカウンター、2人分の飲み物しか置かないような2人席。
それからマスター。
正装というか、ベストを着た白髪のおじいさん。というマスターと昔ながらのお店で、見るのも全てで時代と雰囲気を感じた気になっていました。
コーヒーは数量限定のコスタリカをいただきました。
香りが、なんだろう。ナッツ?あとグレープ?香ばしい感じもありジューシーなフルーツみたいな香りかなあと思いました。
あってるかはわからないけど俺はそういう印象。
味はというと、口に含んだら苦味・酸味がすぐになくなるキレッキレな感じ。
淹れてもらってすぐのアツアツは、目覚めの悪い朝とかに飲んだらすぐに目が覚めそう(※個人的な感想です)。
あと、ここのお店、抽出方法はサイフォン式なんです。
だからアツアツさも十分すぎます。
長い時間をかけてゆっくり飲めます。
たとえば冬の朝早くに鎌倉のお寺で座禅組んだあと、ここにきてこのアツアツのコーヒーを飲んで、そろそろ行くかー、って支払いを済ませて階段を上がったら1日がスタート。
そんな日もアリだなあって妄想を膨らませてしまいました。
これから涼しくなるし、一回やってみようかなあ。
鎌倉駅から徒歩15分くらい