以前ネットで調べて雰囲気が気になっていたカフェに行ってきました。
横浜市営地下鉄・吉野町駅付近にあるT's Avenueさんです。
「自家焙煎」というのもあって、煎った豆の香りがとても良くて、個人的にすごく楽しかったです。
早速席に座らせてもらい、注文しようと思って気づいたんですが
こちらのお店、ブレンドコーヒーが4,5種類もあるんです。
今回はその中の「T's Avenueブレンド(¥420)」をいただきました。
カリタのハンドドリップで淹れてくれます。
喫茶は席でマスターがドリッパーからカップに注いでくれるスタイルです。
早速いただいてみると、まず香りがめちゃくちゃいい。
ふわっと花のようなほんのり甘い香りが先に来て、けどしつこくない。スッキリした香りでした。
味は酸味が強いのかな、と思って飲んでみると意外にもキレの良いサッパリ系。
個人的には、口に残る苦味があんまり好みではないのですが、
このコーヒー、それが一切なく自分の理想的な後味でした。
その後マスターに話を聞いてみたら、
豆はその日の朝に焙煎した物を使っているのだとか。
よく「焙煎してから少し経ってからが美味しい」と聞いて今までは、あ、そうなんだ〜。と思ってたのでちょっとその話をお聞きすると、
農園の方に「いつ飲むのが一番美味しいの?」と聞いたところ、「焙煎したてに決まってるだろ。笑」って言われたそうです。
どの豆がいいか相談していたら他にも色々な話で盛り上がっていって楽しかったです。
話しててわかったんですが、
ここのマスター、めちゃくちゃ理論派です。
中でも驚いたのが、豆の味を最大限に引き出す為に、ご自身で焙煎機の温度や時間を細かく設定していたこと。
本来であれば、温度は焙煎機メーカーの推奨基準でやるところをご自身で変えて、マスターの基準を独自で作ったこと。
もちろんどういう味になるかという事前のデータがないため、1つ1つの豆を何十キロも使って焙煎を研究したのだとか。
焙煎する量や、焙煎度合によっても味の良さを知る為に、1つの豆に何十通りも試した、という話を聞いた時はビビりました。笑
ご自身は「こんな性格だから嫌われるよねぇ〜笑」とおっしゃっていたのですが、物腰は柔らかくとてもいい人なのは間違いありません。俺は理論派の人が好きです。
そんな感じで、キレがいいよ!とオススメされた「メキシコAL」を購入。
早速昨日、焙煎したてを淹れてみたんですがお湯の量を間違えたので、今からもう一度チャレンジしてみます。